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クラウディオ・モンテヴェルディ
クラウディオ・モンテヴェルディ
11月 29日 没
1567年5月15日~1643年11月29日
クレモナ生まれの作曲家です。バロック時代の始まりが1600年頃とすると、ちょうどルネサンスからバロックへの移行期を生きた人です。実際、この様式の変化をもたらした重要人物と見なされています。ルネサンスの複雑に絡み合ったポリフォニー音楽から出発して、より劇的な表現を求めてオペラへとたどり着きます。ルネサンスという古い様式の集大成を成し遂げ、新たなバロックという道を切り開いていった功績は非常に大きいのです。
後半生はヴェネツィアで過ごし、サン・マルコ教会大聖堂の楽長に任につきます。この頃世界初の市民のためのオペラ劇場がヴェネツィアに次々とでき、モンティヴェルディもこうした劇場のためにオペラを作りました。
それでは最晩年に書いたオペラ「ポッペーアの戴冠」を聴いてみましょう。
文:arcoさん
クラウディオ・モンテヴェルディの好きな曲をお聞かせください。