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ドメニコ・スカルラッティ
ドメニコ・スカルラッティ
10月 26日 生
1685年10月26日~1757年7月23日
アレッサンドロ・スカルラッティのご子息。バッハ、ヘンデルと同い年です。さまざまなジャンルの曲を残していますが、重要なのはやはりチェンバロのために書かれたソナタでしょう。イタリアのナポリ生まれですが、ポルトガルで宮廷楽長になり、音楽愛好家の王女、マリア・マグダレーナ・バルバラの教師を勤めました。その後王女がスペイン王妃となったためそれに同行してマドリードに行き、そこに永住しました。
550曲以上に上るソナタは王女のための練習曲として書かれたものです。当時の慣習にとらわれない新しい技法を取り入れた作品ですが、スペインという音楽的に辺境な土地であったせいか、他への影響はあまり見られないようです。
それではソナタニ短調K.1を聴いてみましょう。
文:arcoさん
ドメニコ・スカルラッティの好きな曲をお聞かせください。