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ヨハン・ネポムク・フンメル
ヨハン・ネポムク・フンメル
10月 17日 没
1778年11月14日~1837年10月17日
今ではほとんどの作品が忘れ去られていますが、大ピアニストとして一世を風靡しました。モーツァルトの弟子で、住み込みで師事していたようです。また、ハイドンやサリエリからも学んでします。ハイドンに気に入られ、エステルハージの楽団に加わります。そして、ハイドンが引退するとその楽長におさまりました。ベートーヴェンとも親交を結び、ピアニストとして当時の人気を二分するほどでした。晩年は国際的な名声を得、シューベルト、メンデルスゾーン、ショパンなど、初期ロマン派の作曲家に影響を与えました。
最近少しずつその作品が見直されてきているようですが、その中でも頻繁に演奏されるのがトランペット協奏曲です。ハイドンのそれと共にアマチュア・オーケストラでもよく取り上げられます。まだ、現在のようなバルブの機構がなかった頃で、当時は超絶技巧だったのでしょう。
それでは往年の名トランペッター、モーリス・アンドレの演奏を聴いてみましょう。
文:arcoさん
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