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エマニュエル・シャブリエ
エマニュエル・シャブリエ
9月 13日 没
1841年1月18日~1894年9月13日
幼少時からピアノの天才少年として知られていたましが、法律の道に進み、役人として働いていました。その間も独学で作曲を学び、ついに39歳の時に作曲家として活動をはじめたのです。53歳で亡くなっていますから、実質的な活動期間は14年ということになります。親交のあったフォーレやダンディ等と共に、次世代のドビュッシーやラベルの先駆けとなるような曲を書いています。
音楽家になる決意をしたのが「トリスタンとイゾルデ」を聴いたこと、というのですから、当時はワーグナーの影響が相当に大きかったのです。有名な狂詩曲「スペイン」は音楽家になって間もなく、スペインに長期滞在していたときに受けた強烈な印象がもとになっています。それがオーケストラで遺憾なく発揮されています。
それではドミンゴ指揮ベルリンフィルの演奏を聴いてみましょう。
文:arcoさん
エマニュエル・シャブリエの好きな曲をお聞かせください。