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ジャン=フィリップ・ラモー
ジャン=フィリップ・ラモー
9月 12日 没
1683年9月25日~1764年9月12日
バロック末期のフランスの作曲家です。バッハ、ヘンデルとほとんど同世代の人で、この時代のフランス最大の作曲家とされています。クラヴサン(チェンバロ)音楽やオペラで成功を収めましたが、当時起こったフランスとイタリアの音楽の優劣を争う論争に巻き込まれ、その余波で彼の音楽がだんだん廃れていきました。
その一方、音楽理論を極め、和声を体型付けた功績は後の世まで大きな影響を与えました。フランスの音楽というと装飾過多で繊細だけれども力のない音楽を想像してしまいますが、和声を徹底的に研究した成果がラモーの厚みのある躍動感ある表現になっています。
それでは優雅なインドの国々からロンドを聴いてみましょう。
文:arcoさん
ジャン=フィリップ・ラモーの好きな曲をお聞かせください。