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ドミートリイ・ショスタコーヴィチ
ドミートリイ・ショスタコーヴィチ
8月 9日 没
1906年9月25日~1975年8月9日
レニングラード音楽院卒業制作である交響曲第1番がワルターにより西側に紹介され、一躍国際的な作曲家となりました。しかし、例に漏れず、「社会主義リアリズム」に反する作品はことごとく批判の対象となりました。そのため、体制に迎合する作品を発表する一方で、発表しない作品も書き続けたのです。
スターリンの死後は、全般的に国内での締め付けは厳しくなるものの、名声を勝ち得たショスタコーヴィチは以前に比べ、自由に作曲することができました。交響曲、弦楽四重奏曲ともに15曲という金字塔を打ち立てたのです。享年68歳。
それでは交響曲第10番を聴いてみましょう。
文:arcoさん
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