今日の作曲家 > トップ
ジャン=バティスト・リュリ
ジャン=バティスト・リュリ
3月 22日 没
1632年11月28日~1687年3月22日
フィレンツェで生まれましたが、フランスに帰化し、ルイ14世の強力な寵愛を背景にフランスの貴族社会で音楽界を牛耳りました。
ルイ14世は踊りを好み、リュリはそれに応えて多くのバレエ音楽を作りました。台本作家モリエールと組んだ作品は「劇を伴ったバレエ」と紹介されるほど、劇は付随のものとなっていたのです。モリエールとのコンビを解消すると、オペラに力を入れていくようになります。現在のオペラ座の前身、王立音楽アカデミーを設立し、宮廷での上演後、市民に公開しました。「テ・デウム」演奏中に指揮に使っていた杖で足を打ち付け、その傷がもとで亡くなってしまいました。享年54歳。
それでは「テ・デウム」を聴いてみましょう。
文:arcoさん
ジャン=バティスト・リュリの好きな曲をお聞かせください。