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アンリ・ビュッセル
アンリ・ビュッセル
1月 16日 没
1872年1月16日~1973年12月30日
ドビュッシーより10歳年下であるビュッセルはドビュッシー唯一のオペラ「ペレアスとメリザンド」の初演の際に合唱指揮を務めました。ドビュッシーと親しくなったビュッセルはドビュッシー作品の編曲を手がけることで有名になりました。
現在でも盛んに演奏される「小組曲」はもともとはピアノ連弾の作品。まだドビュッシーの個性が発揮されていませんが、わかりやすく親しみの持てる曲です。ビュッセルのおかげでオーケストラレパートリーが増えました。交響組曲「春」はやはりドビュッシー駆け出しの頃の作品で、自身オーケストレーションをしましたが、消失してしまいました。後年、ドビュッシーの指示でビュッセルが新たに管弦楽版を作りました。
それでは「幼子イエスの眠り」を聴いてみましょう。
文:arcoさん
アンリ・ビュッセルの好きな曲をお聞かせください。