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アントニオ・ソレール
アントニオ・ソレール
12月 20日 没
1729年12月3日~1783年12月20日
バロック音楽が隆盛を極めた頃、その中心地だったのはイタリア、フランス、ドイツです。スペインやポルトガルは国自体が絶頂期を過ぎ、新興国に取って代わられた時代です。しかし、イタリアにしてもドイツにしてもこの頃まだ国が統一されてないのですが、文化的には新しいものを創造していました。政治・経済活動が活発だと文化も隆盛するのでしょう。
そんな中、スペインではイタリアからポルトガル経由でやってきたドメニコ・スカルラッティがチェンバロ音楽の新しい様式を確立し、新時代を切り開いていきます。ソレールはスカルラッティから強く影響を受けながら、聖職者としての仕事を全うしながら曲を生み出していきます。
それでは「皇帝の幻想曲」を聴いてみましょう。
文:arcoさん
アントニオ・ソレールの好きな曲をお聞かせください。