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ロディオン・シチェドリン
ロディオン・シチェドリン
12月 16日 生
1932年12月16日~
交響曲やピアノの名手でもあるため自ら初演したピアノ協奏曲などの管弦楽曲を手がけています。それよりも評価が高いのはオペラやバレエなどの舞台作品です。
夫人は現代最高、といわれるバレリーナ、マイヤ・プリセツカヤで、シチェドリンの代表作となった「カルメン」組曲を作曲するきっかけとなりました。ビゼーのカルメンを題材にバレエ上演をすることになり、主演はプリセツカヤです。はじめはショスタコーヴィチ、次にハチャトゥリアンに依頼しますが、両者共に断られてしまいます。そしてハタと気が付くと夫が作曲家であったわけです。大編成の弦楽オーケストラに大量の打楽器群が加わるユニークな作品です。
それでは「カルメン」組曲を聴いてみましょう。
文:arcoさん
ロディオン・シチェドリンの好きな曲をお聞かせください。