6月の作曲家
誕生日や命日を迎えた作曲家のショートストーリー。みなさんからも作曲家の好きな曲やエピソードを受付ています。
6月 1日 生
ミハイル・グリンカロシアの宮廷ではフランス語が使われ、音楽家もパリやウィーンなどから招聘していました。文化水準は非常に高かったのですが、西... つづきを読む
6月 2日 生
エドワード・エルガー父親が楽器商を営み、幼少時からヴァイオリンやピアノに親しむも、正規の音楽教育を受けられず、作曲はほぼ独学で身につけました... つづきを読む
6月 3日 没
ジョルジュ・ビゼーリストが賞賛するピアノの名手であり、ローマ大賞を19歳で受賞する天才でした。しかし、ビゼーが目指すのはオペラ作曲家であり... つづきを読む
6月 3日 没
ヨハン・シュトラウス2世ウィンナ・ワルツ王ですが、後半生にはオペレッタなど、舞台作品も手がけています。これはオッフェンバックの勧めによるようです... つづきを読む
6月 4日 没
セルゲイ・クーセヴィツキーロシアからアメリカに亡命し、長らくボストン交響楽団の常任指揮者を務めました。元々はコントラバスの名手として名を馳せていま... つづきを読む
6月 5日 没
カール・マリア・フォン・ヴェーバー30歳でドレスデンの宮廷劇場の楽長に就任しました。ここはイタリア・オペラが盛んで(ウィーンも同じ)したが、ヴェーバーはド... つづきを読む
6月 6日 生
アラム・ハチャトゥリアン正式な音楽教育を受けるのが遅く、最初はモスクワのグネーシン音楽院で学びます。そしてモスクワ音楽院に入学するのが26歳です... つづきを読む
6月 7日 没
フランツ・クサーヴァー・グルーバー有名なクリスマス・キャロル「きよしこの夜」の作曲者です。オーストリアで小学校の教師や教会でオルガン奏者をしていました。... つづきを読む
6月 8日 生
ロベルト・シューマン指の故障でピアニストをあきらめたシューマンは作曲家、音楽評論家として自立を目指します。当初はピアノ曲ばかりを作っていまし... つづきを読む
6月 8日 生
エルヴィン・シュルホフプラハでドイツ系のユダヤ人の家庭に生まれました。10歳でプラハ音楽院に入学。まもなくウィーンに移り、ピアノの厳しいレッス... つづきを読む
6月 8日 生
トマゾ・アルビノーニネットで検索すると「アルビノーニのアダージョ」ばかりが出てきますが、これはアルビノーニの作ではありません。注意しましょう... つづきを読む
6月 9日 生
オットー・ニコライ現在のウィーン・フィルを組織した人です。ニコライは宮廷歌劇場の楽長を務めていました。ウィーン・フィルは世界のオーケストラ... つづきを読む
6月 9日 生
山田耕筰日本でオーケストラを根付かせようと奮闘しました。東京音楽学校(現東京芸大)卒業後、ベルリンに留学してブルッフに師事します... つづきを読む
6月 9日 生
カール・ニールセンデンマークのもっとも知られた作曲家です。北欧の作曲家では有名なシベリウスと同い年です。貧しいペンキ職人の家庭に生まれまし... つづきを読む
6月 10日 没
フレデリック・ディーリアス後半生はフランスに住み、そこでなくなっていますが、イギリス人の作曲家です。ドイツで人気を博し、イギリス人指揮者ビーチャム... つづきを読む
6月 10日 没
エルネスト・ショーソンブルジョアの生まれであくせく働かなくてもよいショーソンは、サン=サーンスが発起人となって設立されたフランス国民音楽協会の... つづきを読む
6月 12日 生
アキッレ・シモネッティイタリア・トリノ出身のヴァイオリニスト、作曲家です。イタリア各地で勉強し、パガニーニの孫弟子となりました。超絶技巧を企業... つづきを読む
6月 15日 生
フランツ・ダンツィ木管五重奏曲が有名なので、管楽器が専門だと思っている人もいるでしょうが、実はチェロのヴィルトゥオーゾでした。父親はモーツ... つづきを読む
6月 15日 生
エドヴァルド・グリーグスコットランドからノルウェーに移民した末裔です。才能を認められて15歳でライプツィヒ音楽院に留学。さらにゲーゼに学ぶため... つづきを読む
6月 15日 生
カルロス・チャペスメキシコ出身の作曲家です。ラテンアメリカではブラジルのヴィラ=ロボス、アルゼンチンのヒナステラと並び、最も重要な作曲家の... つづきを読む
6月 16日 生
ダーヴィト・ポッパーオーストリア=ハンガリー二重帝国の時代にプラハで音楽教師の家庭に生まれました。プラハ音楽院でゴルターマンに師事しています... つづきを読む
6月 16日 没
モーリス・デュリュフレプーランクのオルガン協奏曲の初演をするなど、卓越したオルガニストで、サンテティエンヌ・デュ・モン教会のオルガニストを務め... つづきを読む
6月 17日 生
イーゴリ・ストラヴィンスキー父親がマリインスキー劇場のバス歌手で、法律を学ぶために大学に入学しますが、路線変更してリムスキー=コルサコフに師事します... つづきを読む
6月 17日 生
シャルル・グノーピアニストの母親から最初の手ほどきを受け、パリ音楽院で学び、ローマ大賞を受賞しました。ビゼーにも影響を与えた交響曲を2曲... つづきを読む
6月 19日 没
セルゲイ・タネーエフモスクワ音楽院でチャイコフスキーに作曲を、ニコライ・ルビンシテインにピアノを学びます。詩が酷評したチャイコフスキーのピア... つづきを読む
6月 20日 生
ジャック・オッフェンバックドイツ・ケルン生まれのオッフェンバックは最初チェロを学ぶためにパリへ行き、最終的にフランスに帰化します。オペレッタの原型... つづきを読む
6月 20日 没
ヴィットーリオ・モンティ「チャールダッシュ」1曲のみで知られる作曲家です。マンドリンのための曲を書いていたようで、「チャールダッシュ」ももとはマ... つづきを読む
6月 21日 没
ニコライ・リムスキー=コルサコフ音楽の勉強を始めたのが遅く、しかもバレキレフの個人教授以外、ほとんど独学状態でした。その上、海軍士官という任務に就いてい... つづきを読む
6月 22日 没
ダリウス・ミヨー作品番号がつけられた曲だけでも443ある多作家です。ベートーヴェンを超えようと弦楽四重奏曲18曲、交響曲13曲を書いてい... つづきを読む
6月 23日 生
カール・ライネッケメンデルスゾーン、シューマン、リストに師事し、リストの娘(後にワーグナーの妻となったコジマも)たちにピアノを教えます。ケ... つづきを読む
6月 24日 没
ヨアヒム・ラフ41歳で交響曲第1番がウィーン楽友協会のコンクールで第1位となりました。ラフが作曲家として大量の曲を作るのはこれからです... つづきを読む
6月 24日 生
エティエンヌ・アンリ・メユール貧しい出自で、正式な音楽教育が受けられませんでした。しかし、オルガンの手ほどきを受けるとたちまち才覚を現し、10歳にして... つづきを読む
6月 25日 生
ギュスターヴ・シャルパンティエパリ音楽院でマスネに学びました。ローマ大賞を受賞し、3年間ローマへ留学しました。そこで作った管弦楽作品はサン=サーンスか... つづきを読む
6月 25日 没
ゲオルク・フィリップ・テレマン当時のヨーロッパでヘンデルと並び抜群の人気を誇り、ギネス級の膨大な作品を残しました。後半生はハンブルクで過ごし、この自由... つづきを読む
6月 25日 没
エルンスト・テオドール・アマデウス・ホフマン裁判官という本職の一方で、作家として独特の小説を発表し、劇場の指揮者や監督になり舞台を作り、作曲や音楽評論を手がける一方... つづきを読む
6月 25日 没
アルベルト・ヒナステラブラジルのヴィラ=ロボス、メキシコのチャベスとともにラテン・アメリカを代表する作曲家の一人です。アルゼンチン出身。... つづきを読む
6月 27日 没
ニコライ・チェレプニンサンクトペテルブルク出身で、当地の音楽院で学び、当地で音楽キャリアをスタートしました。ロシア革命を避けるため、グルジアに... つづきを読む
6月 28日 生
ジャン=ジャック・ルソー哲学者、思想家であります。しかし、なぜこの欄に? と思われる方も多いでしょう。ところが、オペラも手がける作曲家であり、音... つづきを読む
6月 28日 生
ヨーゼフ・ヨアヒム19世紀の大ヴァイオリニストです。どれだけすごかったのかは、その交友関係を見るとわかるというものです。12歳でライプツィ... つづきを読む
6月 29日 生
ルロイ・アンダーソン幼少のときから音楽的な家庭環境に育ち、母親からピアノを習いました。ハーバード大学で作曲理論を学び、ニューイングランド音楽... つづきを読む
6月 29日 没
イグナツィ・ヤン・パデレフスキピアニスト、作曲家にして政治家、外交官でありました。ピアノのヴィルトゥオーゾとして世界中で人気を博しました。パデレフスキ... つづきを読む
6月 30日 生
ヨハン・シュターミッツハイデルベルクから宮廷が移されたマンハイムは文化の一大中心地となっていました。宮廷楽団はヨーロッパ各地から一流の演奏家、... つづきを読む
6月 30日 没
フェデリコ・モンポウ極端に内向的な性格だったため、コンサート・ピアニストになることをあきらめています。が、82歳の時に自作のピアノ作品全集の... つづきを読む