アンサンブルファン アンサンブルファン ensemble.fan

10月の作曲家

誕生日や命日を迎えた作曲家のショートストーリー。みなさんからも作曲家の好きな曲やエピソードを受付ています。

 

マックス・ブルッフ

10月 2日 没

マックス・ブルッフ

ブラームスの同時代の人。ガチガチの保守派です。ワーグナーやリストの後期ロマン派を敵視し、R.シュトラウス、レーガーなどの... つづきを読む

最晩年の作品で、長らく楽譜が紛失していましたが、近年筆写譜が発見された弦楽八重奏曲を聴いてみましょう。
 

スティーヴ・ライヒ

10月 3日 生

スティーヴ・ライヒ

ちょっと毛色の変わった作曲家を紹介しましょう。ミニマル・ミュージックという分野のパイオニアの一人です。ミニマル・ミュージ... つづきを読む

「18人の音楽家のための音楽」を聴いてみましょう。
 

カール・ニールセン

10月 3日 没

カール・ニールセン

北欧デンマークの作曲家です。シベリウスと同い年です。ニールセンの方が半年早く生まれていますね。貧しい農村に生まれ、ヴァイ... つづきを読む

評価の高い交響曲第5番を聴いてみましょう。
 

ジャック・オッフェンバック

10月 5日 没

ジャック・オッフェンバック

喜歌劇「天国と地獄」であまりにも有名なオペレッタ作曲家。ドイツ出身ですが、パリで活躍しフランスに帰化しました。もともとは... つづきを読む

ホフマン物語から第4幕に出てくる「ホフマンの舟歌」を聴いてみましょう。
 

カロル・シマノフスキ

10月 6日 生

カロル・シマノフスキ

ポーランドの富裕な家系に生まれ、幼少時から音楽に親しんでいました。といっても当時のポーランドはロシア領であり、その後ロシ... つづきを読む

初期の代表曲、交響曲第2番を聴いてみましょう。
 

武満徹

10月 8日 生

武満徹

日本を代表する作曲家。世界レベルで評価された人物でした。ほとんど独学で音楽を身に付けましたが、幼少時から新しい音楽に関心... つづきを読む

ストラヴィンスキーが激賞した「弦楽のためのレクイエム」を聴いてみましょう。
 

ハインリヒ・シュッツ

10月 8日 生

ハインリヒ・シュッツ

初期ドイツ・バロックを代表する作曲家で、バッハのちょうど100歳年長です。当時は音楽文化の中心地はイタリアで、シュッツも... つづきを読む

モテットを聴いてみましょう。
 

カミーユ・サン=サーンス

10月 9日 生

カミーユ・サン=サーンス

2歳でピアノ、3歳で作曲? どんな天才児だったのでしょうか。当時、モーツァルトと並び称されるほどの才能で、音楽だけでなく... つづきを読む

初期(といってもサン=サーンスにとってはすでに名声を博したあとですが)の傑作、サラサーテのために書いた「序奏とロンド・カプリチオーソ」(ハイフェッツの演奏)を聴いてみましょう。
 

ジュゼッペ・ヴェルディ

10月 10日 生

ジュゼッペ・ヴェルディ

2013年はヴェルディとワーグナーの生誕200年、ということで大変盛り上がっております。といってもオペラファン以外にはそ... つづきを読む

出世作となった歌劇「ナブッコ」から「行け、我が想いよ、金色の翼に乗って」を聴いてみましょう。
 

アントン・ブルックナー

10月 11日 没

アントン・ブルックナー

ブルックナーは9曲+αの交響曲を残しています。長大で「これぞクラシックのオーケストラ」という響きです。しかし、その人生は... つづきを読む

最晩年の未完成となった交響曲第9番を聴いてみましょう。
 

ジョヴァンニ・バティスタ・ヴィターリ

10月 12日 没

ジョヴァンニ・バティスタ・ヴィターリ

ヴィターリといえば「シャコンヌ」と答えるのがヴァイオリン学習者でしょう。しかし、こちらは息子のトマソ・アントニオ・ヴィタ... つづきを読む

ヴィオラ・ダ・ガンバとテオルボによる演奏を聴いてみましょう。
 

レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ

10月 12日 生

レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ

20世紀イギリスを代表する作曲家の一人。3歳の時に父親が死去し、母親の実家で暮らすことになります。これがウェッジウッド家... つづきを読む

出世作となった「トマス・タリスの主題による幻想曲」を聴いてみましょう。
 

アレクサンダー・ツェムリンスキー

10月 14日 生

アレクサンダー・ツェムリンスキー

シェーンベルクの3歳年上で、義理の兄です。マーラーの11歳下。リヒャルト・シュトラウスの7歳下。といえば、だいたい年代が... つづきを読む

初期の出世作である交響曲第2番を聴いてみましょう。
 

レナード・バーンスタイン

10月 14日 没

レナード・バーンスタイン

さまざまな逸話に彩られ、録音を聴くと今なお新鮮さを保っています。共に20世紀後半を代表する指揮者であったカラヤンとは10... つづきを読む

晩年のオーケストラのためのディヴェルティメントを聴いてみましょう。
 

フランツ・ドップラー

10月 16日 生

フランツ・ドップラー

フルート奏者には欠かせない作曲家でしょう。自身卓越したフルーティストであり、ウィーン宮廷歌劇場の首席フルート奏者でした。... つづきを読む

現在でもしばしば取り上げられるハンガリー田園幻想曲を聴いてみましょう。
 

フレデリック・ショパン

10月 17日 没

フレデリック・ショパン

その名を知らない人はいないでしょう。曲名を知らなくても「聴いたことがある」曲はたくさんあるはずです。今更付け加えることも... つづきを読む

チェロソナタを聴いてみましょう。
 

ヨハン・ネポムク・フンメル

10月 17日 没

ヨハン・ネポムク・フンメル

今ではほとんどの作品が忘れ去られていますが、大ピアニストとして一世を風靡しました。モーツァルトの弟子で、住み込みで師事し... つづきを読む

往年の名トランペッター、モーリス・アンドレの演奏を聴いてみましょう。
 

ジョン・タヴァナー

10月 18日 没

ジョン・タヴァナー

ルネサンス時代のイギリスの音楽家です。ルネサンス音楽とはバロックより以前、だいたい1450年から1600年くらいの期間を... つづきを読む

タヴァナーの最も有名な曲、ミサ曲「西風」を聴いてみましょう。
 

シャルル・グノー

10月 18日 没

シャルル・グノー

真っ先に思い浮かべるのがアヴェ・マリア。これはバッハの平均律クラヴィーア曲集の最初の曲を伴奏にして、メロディーを付けてし... つづきを読む

交響曲とは名ばかりの実質管楽九重奏である小交響曲を聴いてみましょう。
 

山田一雄

10月 19日 生

山田一雄

ヤマカズさんとして親しまれ、日本の指揮界の草分けとして活躍した人でした。激しい身振りで知られ、指揮台でジャンプをすること... つづきを読む

ヤマカズ作品の映像が見つからなかったため、指揮姿(得意のマーラー)を聴いてみましょう。
 

チャールズ・アイヴズ

10月 20日 生

チャールズ・アイヴズ

プロの作曲家ではありませんでした。本業は保険代理店の共同経営者です。イェール大学で作曲を学びながらもそれを生業としなかっ... つづきを読む

20歳代に書いた交響曲第2番を聴いてみましょう。
 

ジョゼフ・カントルーブ

10月 21日 生

ジョゼフ・カントルーブ

「オーヴェルニュの歌」でのみ知られている人。その割には知名度高いです。フランス南部の高級ワインの産地で知られるアルデシュ... つづきを読む

代表作であるオーヴェルニュの歌を聴いてみましょう。
 

エゴン・ヴェレス

10月 21日 生

エゴン・ヴェレス

ハンガリー出身の両親の元、ウィーンで生まれました。ウィーン大学で学び、シェーンベルクにも師事しました。幅広いジャンルで1... つづきを読む

初期の作品、交響詩「初春」を聴いてみましょう。
 

ジャン=マリー・ルクレール

10月 22日 没

ジャン=マリー・ルクレール

フランス・バロックのヴァイオリンの巨匠です。バロック期のヴァイオリンといえばイタリアで、コレッリやヴィヴァルディのような... つづきを読む

気鋭のグループ、カプリッチョ・ストラヴァガンテの演奏を聴いてみましょう。
 

フランツ・リスト

10月 22日 生

フランツ・リスト

ピアノの魔術師。同時代の大ピアニスト、ショパンはピアノの詩人ですね。どんな曲でも初見で軽々弾きこなしたそうです。そして2... つづきを読む

15歳で書き、その後2度にわたって改訂した超絶技巧練習曲を聴いてみましょう。
 

ルイ・シュポーア

10月 22日 没

ルイ・シュポーア

ベートーヴェンの14歳年下のヴァイオリンの大家です。ヴァイオリンのあご当てを発明し、指揮棒を最初に使い、楽譜上に練習番号... つづきを読む

これも形式にとらわれない代表作であるヴァイオリン協奏曲第8番を聴いてみましょう。
 

フランツ・レハール

10月 24日 没

フランツ・レハール

オペレッタはオペラに比べてより娯楽的な筋立ての舞台作品です。だからといって質が劣る、ということではなく、ヨハン・シュトラ... つづきを読む

オペレッタ「ジュディッタ」よりワルツを聴いてみましょう。
 

アレッサンドロ・スカルラッティ

10月 24日 没

アレッサンドロ・スカルラッティ

コレッリと同時代の人で、チェンバロのソナタで新境地を開拓したドメニコの父です。ナポリの王室礼拝堂楽長を務め、そこでナポリ... つづきを読む

オラトリオ「エルサレムの王セデーチア」を聴いてみましょう。
 

ルチアーノ・ベリオ

10月 24日 生

ルチアーノ・ベリオ

ヴァイオリンを学習している人は「レッスンでやったことのあるあの人!」と思うかもしれませんが、それは別人。今日のベリオは現... つづきを読む

ニューヨーク・フィルハーモニックの125周年記念として委嘱されたシンフォニアを聴いてみましょう。
 

ジョージ・クラム

10月 24日 生

ジョージ・クラム

アメリカ人です。長らく教職に当たり、音楽だけでなく、人類学の教授も務めたそうです。新しい音色の探求に余念がなく、新しい奏... つづきを読む

弦楽四重奏曲「黒い天使たち(ブラック・エンジェルズ)」を聴いてみましょう。
 

ソフィア・グバイドゥーリナ

10月 24日 生

ソフィア・グバイドゥーリナ

モスクワ音楽院で学びましたが、その斬新さゆえ、高い評価は与えられませんでしたが、ショスタコーヴィチからは熱烈な支持が得ら... つづきを読む

2000年のバッハ没後250年を記念して、シュトゥットガルト国際バッハ・アカデミーから委嘱されたヨハネ受難曲を聴いてみましょう。
 

ヨハン・シュトラウス2世

10月 25日 生

ヨハン・シュトラウス2世

ウィンナ・ワルツの王様です。父親は「ワルツの父」と呼ばれていますが、そりが合わなかったようです。父は自分の楽団を率いてウ... つづきを読む

輝けるデビュー曲、ワルツ「格言詩」作品1を聴いてみましょう。
 

ジョルジュ・ビゼー

10月 25日 生

ジョルジュ・ビゼー

音楽家の両親の元、幼少時から才能を発揮し、ピアノ演奏ではかのリストからも賞賛されたほどでした。サン=サーンスの3歳年下で... つづきを読む

17歳の時の習作、交響曲ハ長調を聴いてみましょう。
 

ドメニコ・スカルラッティ

10月 26日 生

ドメニコ・スカルラッティ

アレッサンドロ・スカルラッティのご子息。バッハ、ヘンデルと同い年です。さまざまなジャンルの曲を残していますが、重要なのは... つづきを読む

ソナタニ短調K.1を聴いてみましょう。
 

ニコロ・パガニーニ

10月 27日 生

ニコロ・パガニーニ

音楽史上でも特異な存在です。「悪魔に魂を売って技巧を手にした」といわれるほど、誰にもまねのできない演奏法を開拓しました。... つづきを読む

作品1として出版され、最も有名な24の奇想曲から第24番を聴いてみましょう。
 

ユリウス・クレンゲル

10月 27日 没

ユリウス・クレンゲル

歴史に名をとどめるチェリストはそれほど多くはいませんが、クレンゲルはチェロのために書いた曲をたくさん残していて、その功績... つづきを読む

最も有名な12のチェロのための「讃歌」を聴いてみましょう。
 

成田為三

10月 29日 没

成田為三

「浜辺の歌」「かなりや」などの童謡で有名な作曲家です。東京音楽学校を卒業後、児童雑誌「赤い鳥」で曲を発表しました。音楽学... つづきを読む

合唱バージョンで「浜辺の歌」を聴いてみましょう。
 

エメリヒ・カールマン

10月 30日 没

エメリヒ・カールマン

ハンガリー出身でブダペストの音楽院ではバルトークやコダーイと同窓です。そんな新しい時代の人なんですね。先週登場したレハー... つづきを読む

ヒット作「チャールダーシュの女王」メドレーを聴いてみましょう。

前ページに戻る

今日の作曲家のトップへ