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11月の作曲家

誕生日や命日を迎えた作曲家のショートストーリー。みなさんからも作曲家の好きな曲やエピソードを受付ています。

 

カール・ディッタース・フォン・ディッタースドルフ

11月 2日 生

カール・ディッタース・フォン・ディッタースドルフ

ハイドンの7歳年下、モーツァルトより17歳年長で、ウィーンで活躍しました。ヴァイオリンの大家で、若い頃はウィーン宮廷楽団... つづきを読む

ハープ協奏曲を聴いてみましょう。
 

フェリックス・メンデルスゾーン

11月 4日 没

フェリックス・メンデルスゾーン

今さらいうまでもなく早世の天才です。でも、もし長生きしていたらどうなっていたんでしょうか。同時代のベルリオーズやリスト、... つづきを読む

最晩年のオラトリオ「エリア」を聴いてみましょう。
 

ガブリエル・フォーレ

11月 4日 没

ガブリエル・フォーレ

サン=サーンスに学び、ラヴェルを教えた人です。古典的な形式から近代へと向かう橋渡し役を担いました。精妙で繊細な和声進行と... つづきを読む

フォーレ最後の作品である弦楽四重奏曲を聴いてみましょう。
 

ジョゼフ・カントルーブ

11月 4日 没

ジョゼフ・カントルーブ

以前にも書きましたが、「オーヴェルニュの歌」でのみ知られている作曲家です。これはオーヴェルニュ地方出身のカントルーブが故... つづきを読む

木管三重奏の曲「田舎風に(Rustiques)」を聴いてみましょう。
 

ピョートル・チャイコフスキー

11月 6日 没

ピョートル・チャイコフスキー

自身「最高傑作」と自信を持っていた交響曲第6番「悲愴」の初演から9日後に急死してしまいました。その死因を巡ってはさまざま... つづきを読む

おとぎ話を題材にしたバレエ「くるみ割り人形」を聴いてみましょう。
 

ジョン・フィリップ・スーザ

11月 6日 生

ジョン・フィリップ・スーザ

スーザといえばマーチ、マーチといえばスーザというくらい、世界中を探してもこれほど有名なマーチ作曲家はいないでしょう。アメ... つづきを読む

新聞で行われた作文コンテストの表彰式で演奏されたワシントン・ポストを聴いてみましょう。
 

エドガー・ヴァレーズ

11月 6日 没

エドガー・ヴァレーズ

ドビュッシーと親交を持ち、ストラヴィンスキーの影響を受けている、という先入観で曲を聴くと裏切られます。サイレンやら電子音... つづきを読む

ブリュッセル万博のために作られた「ポエム・エレクトロニク」を聴いてみましょう。
 

ハインリヒ・シュッツ

11月 6日 没

ハインリヒ・シュッツ

楽長を務めたドレスデン宮廷楽団はシュッツが生まれる半世紀前、1548年に設立され、ウェーバーやワーグナーが音楽監督を務め... つづきを読む

最晩年のドイツマニフィカトを聴いてみましょう。
 

ジェルメーヌ・タイユフェール

11月 7日 没

ジェルメーヌ・タイユフェール

フランス6人組。言える人は少ないでしょう。名前を聞いても知っている人、知らない人がいると思います。それでは正解です。デュ... つづきを読む

最晩年の4手のために書かれた組曲「ブルレスケ」を聴いてみましょう。
 

エゴン・ヴェレス

11月 9日 没

エゴン・ヴェレス

シェーンベルクに師事しましたが、12音技法を学んだわけではないようです。ロマン派の音楽が崩壊していく時代で、調性がなくな... つづきを読む

を聴いてみましょう。
 

カール・シュターミッツ

11月 9日 没

カール・シュターミッツ

マンハイム楽派と呼ばれる作曲家たちがいます。18世紀ドイツ南西部にあるマンハイムの宮廷楽団を舞台に活躍した人々たちです。... つづきを読む

交響曲ハ長調を聴いてみましょう。
 

フランソワ・クープラン

11月 10日 生

フランソワ・クープラン

クープラン家は200年ほど続いた音楽一家で、特にバロック時代に活躍しました。中でもこのフランソワ・クープランは大クープラ... つづきを読む

クラヴサン曲集第3巻第18組曲より「ティク-トク-ショック、またはオリーヴしぼり機」を聴いてみましょう。
 

アレクサンドル・ボロディン

11月 12日 生

アレクサンドル・ボロディン

「ロシア五人組」の一人。あとの4人はその都度紹介しましょう。ブラームスと同い年ですね。本業は化学者で、サンクトペテルブル... つづきを読む

あまり取り上げられる機会の少ない交響曲第1番を聴いてみましょう。
 

ジョアキーノ・ロッシーニ

11月 13日 没

ジョアキーノ・ロッシーニ

早くからオペラ作家としての名声を博し、長生きした人生の半ばで引退し、美食家として知られるとんでもない人生を送りました。2... つづきを読む

最後のオペラ「ウィリアム・テル」から序曲を聴いてみましょう。
 

アーロン・コープランド

11月 14日 生

アーロン・コープランド

20世紀アメリカを代表する作曲家です。16歳から作曲の勉強を始め、21歳でパリに留学してナディア・ブーランジェに師事。こ... つづきを読む

「ビリー・ザ・キッド」組曲を聴いてみましょう。
 

マヌエル・デ・ファリャ

11月 14日 没

マヌエル・デ・ファリャ

スペインの作曲家というとグラナドス、アルベニス、トゥリーナ、タレガ、ロドリーゴなどが挙げられますが、器楽曲だけでなく管弦... つづきを読む

とても小編成のチェンバロ協奏曲を聴いてみましょう。
 

レオポルト・モーツァルト

11月 14日 生

レオポルト・モーツァルト

あのモーツァルトの父です。あのモーツァルトがいなかったら歴史に残っていないのですが、あのモーツァルトを神童に育て上げたの... つづきを読む

珍しいアルト・トロンボーンのための協奏曲を聴いてみましょう。
 

ヨハン・ネポムク・フンメル

11月 14日 生

ヨハン・ネポムク・フンメル

モーツァルトにピアノを師事し、アルブレヒツベルガーに対位法、サリエリに声楽作品、ハイドンにオルガンを学んだというのですか... つづきを読む

ピアノ三重奏曲第4番ト長調を聴いてみましょう。
 

クリストフ・ヴィリバルト・グルック

11月 15日 没

クリストフ・ヴィリバルト・グルック

ワーグナーへと続くオペラの改革者とされています。つまり、歌手の勝手わがままな歌唱よりも作品そのものを重視してより劇的なも... つづきを読む

「アウリスのイフィゲニア」序曲を聴いてみましょう。
 

パウル・ヒンデミット

11月 16日 生

パウル・ヒンデミット

11歳の時に音楽家になることを決意する、って早過ぎやしませんか? まあ、天才なんでしょうが、ヴァイオリニストとしてキャリ... つづきを読む

初期のロマン派的な作風のヴィオラソナタを聴いてみましょう。
 

エイトル・ヴィラ=ロボス

11月 17日 没

エイトル・ヴィラ=ロボス

ブラジルにとどまらず、中南米を代表する作曲家。彼を擁護したピアニストのアルトゥール・ルービンシュタインによればアメリカ大... つづきを読む

ブラジル風バッハ第9番を聴いてみましょう。
 

イグナツィ・ヤン・パデレフスキ

11月 18日 生

イグナツィ・ヤン・パデレフスキ

作曲、ピアニスト、政治家、外交官という顔を持つ多才な人。国際的ピアニストとして名を馳せ、なんとポーランド首相にまでなりま... つづきを読む

晩年に主演した映画の中で弾いている「メヌエット」を聴いてみましょう。
 

カール・マリア・フォン・ウェーバー

11月 18日 生

カール・マリア・フォン・ウェーバー

ドイツ・オペラというものを打ち立て、後のワーグナーなどに決定的影響を与えました。ベートーヴェンとシューベルトの間の世代で... つづきを読む

交響曲第1番を聴いてみましょう。
 

フランツ・シューベルト

11月 19日 没

フランツ・シューベルト

31歳で亡くなったんですね。現代の作曲家だったらまだ勉強中、これから仕事をどうしていくか、とようやく考えはじめる頃でしょ... つづきを読む

最後に完成した交響曲第8番「ザ・グレート」を聴いてみましょう。
 

アントン・ルビンシテイン

11月 20日 没

アントン・ルビンシテイン

チャイコフスキーの先生です。幼少時からピアノをたしなみ、パリやベルリンでも勉強しました。ショパン、リスト、メンデルスゾー... つづきを読む

最後の交響曲第6番を聴いてみましょう。
 

ヘンリー・パーセル

11月 21日 没

ヘンリー・パーセル

イギリス・バロック期を代表するばかりでなく、イギリス最大の作曲家、と評する人もいます。ブリテンが「青少年のための管弦楽入... つづきを読む

メアリー女王の葬送音楽を聴いてみましょう。
 

コンラディン・クロイツァー

11月 22日 生

コンラディン・クロイツァー

ドイツのビーダーマイヤー期を代表するオペラ作曲家、ということですが、ビーダーマイヤーというのは日常的なものに目を向ける小... つづきを読む

出世作、歌劇「グラナダの夜営」から序曲を聴いてみましょう。
 

アーサー・サリヴァン

11月 22日 没

アーサー・サリヴァン

ギルバート&サリヴァンとして14作のオペラを作りました。ウィリアム・ギルバートは劇作家で台本を担当した人です。そのほとん... つづきを読む

大ヒットしたミカドを聴いてみましょう。
 

ホアキン・ロドリーゴ

11月 22日 生

ホアキン・ロドリーゴ

3歳で失明し、その後ピアノやヴァイオリンを学びます。パリではデュカスに師事しています。盲目で音楽活動を続けることは大変な... つづきを読む

アランフェス協奏曲を聴いてみましょう。
 

ベンジャミン・ブリテン

11月 22日 生

ベンジャミン・ブリテン

20世紀イギリスを代表する作曲家です。2歳でピアノに興味を示し、7歳から習い始め、さらにヴィオラも習っています。5歳で歌... つづきを読む

幼少時の習作ももとに作られたシンプル・シンフォニーを聴いてみましょう。
 

ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハ

11月 22日 生

ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハ

あの大バッハの長男です。バッハは子だくさんで、13人もうけました。成人した6人の男子には厳しい音楽教育を施し、音楽家にな... つづきを読む

カンタータを聴いてみましょう。
 

トマス・タリス

11月 23日 没

トマス・タリス

ルネッサンス時代のイギリスの作曲家です。この時代の音楽家は教会に属していたので、ちょうど起きた宗教改革の嵐に翻弄されたの... つづきを読む

圧巻の40声のモテット「我、汝の他に望みなし」を聴いてみましょう。
 

マヌエル・デ・ファリャ

11月 23日 生

マヌエル・デ・ファリャ

ファリャがパリに滞在していたのが1907年から1914年まで。この時代のパリは沸騰していました。ストラヴィンスキーが「火... つづきを読む

初期のオペラ「はかなき人生」を聴いてみましょう。
 

クシシュトフ・ペンデレツキ

11月 23日 生

クシシュトフ・ペンデレツキ

1960年の「広島の犠牲者に捧げる哀歌」で国際的な注目を集めました。初期はトーン・クラスターなどを用いた前衛音楽を作って... つづきを読む

広島の犠牲者に捧げる哀歌を聴いてみましょう。
 

スコット・ジョプリン

11月 24日 生

スコット・ジョプリン

映画音楽で使われた「ジ・エンターテイナー」が有名です。明治元年生まれですから南北戦争終結後まだ3年しか経っていません。こ... つづきを読む

ジョプリン自身がピアノ・ロールで残した「メイプルリーフ・ラグ」を聴いてみましょう。
 

アルフレット・シュニトケ

11月 24日 生

アルフレット・シュニトケ

ドイツ系の両親のもと、ソ連で生まれました。モスクワ音楽院を卒業後、講師を務めたり映画音楽で生計を立てていました。時代は前... つづきを読む

合奏協奏曲第1番を聴いてみましょう。
 

セルゲイ・タネーエフ

11月 25日 生

セルゲイ・タネーエフ

チャイコフスキーの弟子で、スクリャービン、ラフマニノフ、グラズノフ、プロコフィエフの先生、というのだからたいした人物です... つづきを読む

モスクワ音楽院卒業の際に金メダルを獲得獲得した交響曲第1番を聴いてみましょう。
 

アルバート・ケテルビー

11月 26日 没

アルバート・ケテルビー

11歳でエルガーに認められ、13歳でホルストに師事、16歳でセント・ジョン教会のオルガン奏者に就任、と天才ぶりを発揮しま... つづきを読む

最も有名な「ペルシャの市場にて」を聴いてみましょう。
 

中田章

11月 27日 没

中田章

唱歌「早春賦」で知られる作曲家。東京音楽学校(原東京芸術大学)出身で、母校の教授を務めました。唱歌の他、各地の校歌や大阪... つづきを読む

早春賦を聴いてみましょう。
 

アルテュール・オネゲル

11月 27日 没

アルテュール・オネゲル

フランス6人組の一味です。が、フランスで生まれたとはいえ両親はスイス人、反ワーグナーの6人組とは指向性が異なったようです... つづきを読む

オネゲルの遺作となった「クリスマス・カンタータ」を聴いてみましょう。
 

ギヨーム・デュファイ

11月 27日 没

ギヨーム・デュファイ

グレゴリオ聖歌などに代表される中世の音楽からルネサンスの時代に入るときに重要な役割を果たした音楽家です。この時代の音楽家... つづきを読む

「私の顔が青ざめているのは」を聴いてみましょう。
 

ガエターノ・プニャーニ

11月 27日 生

ガエターノ・プニャーニ

大ヴァイオリニスト、クライスラーによる「プニャーニの様式による前奏曲とアレグロ」が有名です。劇的な曲ですが、これはプニャ... つづきを読む

ヴァイオリン協奏曲を聴いてみましょう。
 

アントン・ルビンシテイン

11月 28日 生

アントン・ルビンシテイン

つい一週間ほど前に紹介したばかりの人です。ロシアのピアノ界の潮流を作りました。リストにも師事し、偉大なヴィルトゥオーゾと... つづきを読む

ヘ調のメロディーを聴いてみましょう。
 

フランティシェク・ドルドラ

11月 28日 生

フランティシェク・ドルドラ

ウィーン・フィルのコンサートマスター、指揮者だったヘルメスベルガー2世にヴァイオリンを習い、ブルックナーに音楽理論を師事... つづきを読む

諏訪根自子13歳のSP盤で「思い出」を聴いてみましょう。
 

ジャン=バティスト・リュリ

11月 28日 生

ジャン=バティスト・リュリ

ルイ14世に気に入られ、その寵愛を背景にフランス音楽界の頂点に立った人物です。太陽王との異名をとるルイ14世はバレエを好... つづきを読む

「テ・デウム」を聴いてみましょう。
 

ジャコモ・プッチーニ

11月 29日 没

ジャコモ・プッチーニ

「ラ・ボエーム」「トスカ」「蝶々夫人」というオペラはイタリア・オペラを代表するものとして、今なお上演回数が多い人気作品で... つづきを読む

未完に終わった最後のオペラ「トゥーランドット」を聴いてみましょう。
 

ガエターノ・ドニゼッティ

11月 29日 生

ガエターノ・ドニゼッティ

ロッシーニ(1792年生)、ベッリーニ(1801年生)と共に、19世紀前半のイタリアオペラを代表する作曲家です。シューベ... つづきを読む

名声を確立したとされる「アンナ・ボレーナ」を聴いてみましょう。
 

クラウディオ・モンテヴェルディ

11月 29日 没

クラウディオ・モンテヴェルディ

クレモナ生まれの作曲家です。バロック時代の始まりが1600年頃とすると、ちょうどルネサンスからバロックへの移行期を生きた... つづきを読む

最晩年に書いたオペラ「ポッペーアの戴冠」を聴いてみましょう。
 

エーリヒ・ヴォルフガング・コルンゴルト

11月 29日 没

エーリヒ・ヴォルフガング・コルンゴルト

大天才少年でした。9歳でマーラーに絶賛され、11歳で作曲したバレエ音楽「雪だるま」はウィーン宮廷歌劇場で御前演奏されまし... つづきを読む

ハイフェッツが初演したヴァイオリン協奏曲を聴いてみましょう。
 

ヴィルヘルム・フルトヴェングラー

11月 30日 没

ヴィルヘルム・フルトヴェングラー

指揮者というと没後は忘れられてしまう人が大半です。録音が残っているにもかかわらず、話題に上らなくなってしまうのです。とこ... つづきを読む

交響曲第2番を聴いてみましょう。

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